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愛媛県内の食品加工業者2社が賞味期限切れの業務用冷凍牛丼の具を、賞味期限を改ざんした別の箱に詰め替えたり、再加熱して出荷したりしたことがわかった。県は11日に2社に対し、食品衛生法違反の疑いがあるとして賞味期限の適正表示などを求める改善勧告を出した。調べに対し、2社とも、取引先の食品輸入業者「アイ・ビー・シー」(東京)の指示だったと話しているという。

 2社は「セトフーズ」(同県伊方町)と「マックスプロダクト」(同今治市)。

 県薬務衛生課によると、セトフーズは5〜8月にアイ・ビー・シーから、約1年前に賞味期限が切れた真空パック入りのブラジル製の牛丼の具(1袋155グラム)を搬入。解凍して開封し、1袋15.5キロのパックにして再凍結した上で、詰め替え日から1年後の賞味期限を表示した別の箱に詰め替えてアイ・ビー・シーに送り返していた。詰め替えた量は約22トンに上るという。

 マックスプロダクトは今年1月以降、アイ・ビー・シーから持ち込まれた賞味期限切れの同製品を開封し、タマネギや調味料などと合わせて加熱調理した上で1袋1キロのパックにして再凍結し、計約4.9トンを送り返していたという。持ち込まれた製品の中にはセトフーズが詰め替えた製品も一部含まれていた。

 賞味期限は再加熱日から1年前後とし、加工業者はマックスプロダクト、販売業者はアイ・ビー・シーとするシールを外箱に張り付けたという。再加熱した約4.9トンのうち、約1.5トンがアイ・ビー・シーから大阪市内の卸業者に販売されていたが、健康への被害は確認されていないという。

 同課の調べに、セトフーズは「アイ・ビー・シーから4月に詰め替えの依頼を受けた。賞味期限に気づいて問い合わせたが問題はないと言われた」と説明。マックスプロダクトは「持ち込まれた製品の賞味期限は確認していなかった」と話しているという。

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